ヘルペスの症状・治療法や薬、性病、妊娠との関係など
性器や口唇などに出来やすい「ヘルペス」についての情報

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2009年02月20日

「ヘルペスがわかる!」目次

ヘルペスとは
最も基本となる知識についてです。放っておいてはいけない病気ということを認識しておきましょう。
ヘルペスとは?ヘルペスウイルス(ウィルス)について(その1)(その2)ヘルペスかな?と思ったら皮膚科へすぐ行く必要がある理由

ヘルペスと帯状疱疹
単純ヘルペスと帯状疱疹は似て非なるものです。その違いや見分け方をご説明します。
水痘・帯状疱疹ウイルスと単純ヘルペスウイルスの違い単純ヘルペスと帯状疱疹との見分け方単純ヘルペスウイルスと水痘・帯状疱疹ウイルスの特徴

ヘルペスの種類(部位)
ヘルペスの代表的な名称(発症する主な部位)ごとの症状や治療法・ホームケアについてです。
口唇ヘルペス(口、唇(くちびる))|口内ヘルペス(口腔ヘルペス)|ヘルペス性歯肉口内炎(ヘルペス性口内炎)角膜ヘルペス(目のヘルペス)|顔面ヘルペス|その他ヘルペス(耳、足、指、喉など)

単純ヘルペスについて
原因は?感染経路は?再発は?知りたい様々なことをお伝えします。
単純ヘルペスとは単純ヘルペスウイルスと発症しやすい部位 | ヘルペスの原因|ヘルペスの痛み|ヘルペスの潜伏期間|ヘルペスの感染経路|ヘルペスの初感染|ヘルペスの抗体|ヘルペスの予防|ヘルペスの完治|ヘルペスの再発

性器ヘルペスについて
性器に痛みやかゆみ、水ぶくれがあったら、性器ヘルペスに感染しているかもしれません。なかなか他人に相談しづらい性器ヘルペスについての情報をご説明します。
性器ヘルペスの症状性器ヘルペスの感染経路ヘルペスは性病か?性器ヘルペスの診断性器ヘルペスの再発|性器ヘルペスの治療

ヘルペスと妊娠について
妊娠中にヘルペスに感染することは危険を伴うことがあります。妊娠中の方は必ず知っておきましょう。
ヘルペスと妊娠| 妊婦と帯状疱疹・水疱瘡|ヘルペスと出産|ヘルペスと赤ちゃん(新生児ヘルペス)

ヘルペスの薬
治療の際、症状を抑えたりするために薬が用いられます。ヘルペスの薬についての情報をまとめました。
ヘルペス抗ウイルス薬の種類(軟膏(塗り薬)・飲み薬等)と特徴|ヘルペスの治療法|ヘルペスと市販薬

ヘルペスその他
その他気になること、知りたいことについてまとめました。
ヘルペスとアトピー性皮膚炎|ヘルペスと脳炎|ヘルペスの検査|子供(幼児)はヘルペスにかかる?|ヘルペスと頭痛|ヘルペスと神経痛|ヘルペスと水疱瘡(水ぼうそう)|参考文献
タグ:ヘルペス
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2009年02月11日

ヘルペスは性病か

性病とは、性的接触で感染する性感染症(STD)のことで、昔は梅毒、淋病、軟性下疸、鼠径リンパ肉芽腫の4つのことを指していました。この中にはヘルペスは入っていませんが、現在は「性行為によってうつる感染症」という非常に広い意味に解釈するようになっているので、性器ヘルペスはその意味では「性感染症」の一つといえます。

ただ、ヘルペスの場合はその他4つの性病と異なり、体の中に潜んでいたウイルスが何らかの理由で再活性化されて再発する、という場合もありえます。
たとえば口唇ヘルペスについては、子どもの頃にヘルペス性口内炎という形でかかっていたものが、大人になってウイルスが再活性化されヘルペスを発症することとあります。
そのため、「ヘルペスは性感染症」であるとは一概には言えないと思います。

性感染症という観点から見ると、性器ヘルペスが増えている理由の一つとして、セックスの際、コンドームを使用しない避妊法を使っていることが多くなっている(たとえば女性が飲む経口ピルなど)ことが挙げられます。コンドームは性器ヘルペスを含めた性感染症の予防に役立つものですが、これを使わず直接接触を行うと、ヘルペスは接触感染によって感染するので、ヘルペスに感染する機会が高くなってしまいます。
日本でいえば、まだ性感染症などの予備知識の少ない10代の性感染症率が非常に高くなっています。年ごとに爆発的に感染者数を増やしており、その状況が危惧されています。
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2009年02月10日

口唇ヘルペス

口唇ヘルペスはヘルペスの中でももっとも頻度が高くみられる部位です。
上半身で再発を起こす単純ヘルペスウイルス1型に感染することによって発症します。

口唇(口、くちびる)はヘルペスの感染源として非常に重要な部分です。
ヘルペスウイルスは性器よりもむしろ口唇にしばしば病変を作ります。単純ヘルペスウイルスは、1型、2型にかかわらず、初感染なら身体中どこにでも移るので、口唇ヘルペスを持っている人とキスをすれば、口唇ヘルペスになりますし、口唇ヘルペスの人とのオーラルセックスで性器ヘルペスを発症することもあります。

ヘルペスウイルス自体、非常に感染力が強い上、特に口唇はそのヘルペスの感染源となりやすいことから、これ以上感染を広めないためにも早めの治療が必要です。

また、口角炎や固定薬疹を、口唇ヘルペスと誤診されるケースもあります。医師に見せても他の皮膚疾患と誤解されてしまうことも多いため、皮膚科およびヘルペスの専門医を受診することが大切です。

口唇ヘルペスの治療法として、まず医師の診察を受け、アシクロビル(ゾビラックス)や、塩酸バラシクロビル(バルトレックス)の内服薬を飲み、アシクロビル(ゾビラックス)やビダラビン(アラセナA)の外用薬を症状の出ている部分にそっと塗ってください。

口唇ヘルペスは患部の清潔を心がけ、湿った状態にしておかないことが大事です。また、患部をこすらないことなどが治療を早めます。
感染した部分を水でそっと洗い、注意して水気をふき取りよく乾燥させてください。水ぶくれがしめった状態にあると、炎症が悪化して直りが遅れるだけでなく、細菌感染を起こしやすくなったりします。

口唇ヘルペスなどがある人が海水浴やスキーなど紫外線の強い場所へ行くのなら、UVカット化商品を使ったり、帽子などでしっかりと紫外線対策をすることです。
再発の可能性があることをする前に、抗ウイルス薬を飲むことができればベストです。
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ヘルペスとは?

ヘルペスとは、水ぶくれが集まった状態をいいますが、一般にヘルペスウイルスによって発症する病気のことをいい、「帯状疱疹(帯状ヘルペス)」と「単純ヘルペス」に大きく分けることができます。
帯状疱疹と単純ヘルペスでは、ヘルペスウイルスの種類が違います。また、単純ヘルペスには1型と2型があり、それぞれ別のヘルペスがウイルスの原因となっています。

帯状疱疹は、激しい痛みとそれに続いて現れる多数の水ぶくれなど、症状がはっきりしているせいか関心も高く、「自分が帯状疱疹を患っている」と自覚する人がほとんどです。実は、帯状疱疹を起こしているヘルペスウイルスとは、水痘・帯状疱疹ウイルス(VZV)と呼ばれるヘルペスウイルスです。赤ちゃんの病気としてよく知られている水疱瘡と同じヘルペスウイルスが原因なのです。
ある日突然、体中に赤いぼつぼつの発疹が現れ、同時に38度以上の高熱を出す水疱瘡。症状そのものは1〜2週間ほどで治まり、発疹も消えてしまいます。水痘・帯状疱疹ウイルスは、その後も知覚神経節の中に何十年間もじっと潜み、あるきっかけで帯状疱疹となって現れるのです。

これに対して単純ヘルペスは一般的な「おでき」などとの見分けが難しく、また症状も激しくない場合が多い成果、自分が単純ヘルペスであると自覚している人が少ないのが特徴です。単純という言葉のイメージから「それほど気にする病気ではない」と思っている人もいます。

1980年代にアメリカのタイムズという雑誌が「Herpes」というタイトルで性器ヘルペスが増加していることを大々的に特集した結果、ヘルペス=性器ヘルペスというイメージを持っている人もいます。しかし性器ヘルペスは、単純ヘルペスのひとつの表れ方に過ぎず、単純ヘルペスは体中どこにでも発症します。
しかも、単純ヘルペスは感染力が強く、出生時に赤ちゃんの脳にダメージを与えるなど、時に深刻な状況をもたらすことがあります。単純ヘルペスは、とても誤解の多い病気なのです。

ヘルペスはヘルペスウイルスに感染することで発症します。感染症ですから、人から人へとうつります。水痘・帯状疱疹ウイルスは水疱瘡という形で感染を起こします。一方単純ヘルペスは、単純ヘルペスウイルスが繁殖している水ぶくれ(水疱、疱疹)に触れたり、単純ヘルペスを発症している人の唾液などで、人から人へとうつっていきます。
ヘルペス、特に単純ヘルペスは感染しやすい(させやすい)ということを、まずはっきりと知っておくと良いでしょう。
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2009年02月09日

性器ヘルペスの症状

性器に関する病気は、病院にもなかなかいきづらいものです。しかし、以下のような症状が現れたら、性器ヘルペスに感染した可能性があります。

女性の場合、ヘルペス初感染から3〜7日たった頃、局所のかゆみや痛みがあります。やがて膣粘膜などの陰部に多数の水疱が表れ、ただれ、激痛を感じるようになります。37.5から38.5度くらいの熱が出ることもあります。足の付け根のリンパ節が腫れて、圧通が見られます。2〜3週間たつと自然に症状は治まります。
ヘルペスウイルスは、子宮頸部や膀胱からも検出され、時には神経を伝って髄膜に入ることもあります。また、排尿障害や歩行障害を起こすこともあります。

男性の場合も、セックス等の感染の機会があってから3〜7日くらいでヘルペスを発症します。男性の場合には、性器でも特に陰茎に多発性の水疱ができ、これが時とともに破れて潰瘍を作ります。ヘルペス初感染ではやはり症状が強く、尿道にも症状が及ぶことがあり、この場合には排尿困難などを伴います。女性の場合と同じように全身の倦怠感などがあり、そけいリンパ節が腫れあがり、圧通があります。
男性でもやはり女性と同じようにヘルペスを再発します。ある統計によると、男性の場合非常にヘルペスを再発しやすく、50〜80%は三ヶ月以内に再発するといわれています。再発ヘルペスの場合は初感染と違って症状は軽く、水疱が1、2個、あるいは数個できる程度で、しばらくしてこれが破れて潰瘍になり、一週間程度で治ってしみあうという経過をたどります。

単純ヘルペスウイルス2型に感染した場合、性器ヘルペスは再発頻度が高く、年中痛みやかゆみに悩まされる例も少なくありません。再発した性器ヘルペスの症状は、初感染のときのような激しい症状はありませんが、水ぶくれやただれが何度も現れ悩まされることになります。
性器ヘルペスは、がまんせずに早めに病院で診察を受け、ヘルペスの抗ウイルス薬でコントロールすることが必要です。
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