女性の場合、ヘルペス初感染から3〜7日たった頃、局所のかゆみや痛みがあります。やがて膣粘膜などの陰部に多数の水疱が表れ、ただれ、激痛を感じるようになります。37.5から38.5度くらいの熱が出ることもあります。足の付け根のリンパ節が腫れて、圧通が見られます。2〜3週間たつと自然に症状は治まります。
ヘルペスウイルスは、子宮頸部や膀胱からも検出され、時には神経を伝って髄膜に入ることもあります。また、排尿障害や歩行障害を起こすこともあります。
男性の場合も、セックス等の感染の機会があってから3〜7日くらいでヘルペスを発症します。男性の場合には、性器でも特に陰茎に多発性の水疱ができ、これが時とともに破れて潰瘍を作ります。ヘルペス初感染ではやはり症状が強く、尿道にも症状が及ぶことがあり、この場合には排尿困難などを伴います。女性の場合と同じように全身の倦怠感などがあり、そけいリンパ節が腫れあがり、圧通があります。
男性でもやはり女性と同じようにヘルペスを再発します。ある統計によると、男性の場合非常にヘルペスを再発しやすく、50〜80%は三ヶ月以内に再発するといわれています。再発ヘルペスの場合は初感染と違って症状は軽く、水疱が1、2個、あるいは数個できる程度で、しばらくしてこれが破れて潰瘍になり、一週間程度で治ってしみあうという経過をたどります。
単純ヘルペスウイルス2型に感染した場合、性器ヘルペスは再発頻度が高く、年中痛みやかゆみに悩まされる例も少なくありません。再発した性器ヘルペスの症状は、初感染のときのような激しい症状はありませんが、水ぶくれやただれが何度も現れ悩まされることになります。
性器ヘルペスは、がまんせずに早めに病院で診察を受け、ヘルペスの抗ウイルス薬でコントロールすることが必要です。
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